ディパーチャーズ君引退となりました・・

愛馬ディパーチャーズ君
引退となりました。


これで社台、サンデーの愛馬で勝った
ことがあるお馬さんはいなくなりました。


ここのところ、見所のほとんどない
負け方を繰り返していたので、
ある程度は覚悟していました。


この子に出資したのは、
丈夫で長く走ってくれそうに
思えたことです。


父フォークナイナー、
母グローブトロッター、母の父ジェリ、
祖母グローバルダイナ


この血統なら、かりに芝がダメでもダートがある。
大物感には欠けるけど、長く丈夫で
馬主孝行な馬になってもらえると
思ってました。


ただ以外だったのが、気性の悪さ。
3歳の夏にはせん馬とされてしまいました。


それでも気性の悪さはさほど改善せず、
常にパドックではテンションが高い。


飛びぬけた能力があるわけでは無いので、
レースが始まる前には、予定終了と
なってしまうことがしばしば。


調教するための馬場入りを拒むことも
あって、手間はかかるけど結果は出ない。


気性の悪さは走る馬なら個性になるけど、
走らない馬は、お荷物になってしまいます。


写真は一昨年のツアーでのもの。
何しろ気性が荒いので、外に出してもらう
ことも出来ず、馬房の外から写真だけ。



このとき思ったのは、どうもこの子は
人間が好きでないらしいこと。


そのあまり好きでない人間に走ることを
強要される事実を、とても不憫に感じました。


それを考えると、引退は寂しくもありますが、
この子にとっては、むしろいいことだと思いたい。


それにしても、何度愛馬が引退しても
慣れることはありませんね。


それでも止めないのは
なんでなんだろ。。