ベルベット・レイン

ishidatax2005-10-16

香港フィルムノーワル、
インファイナルフェア(第1作)以来
観ていなかったので久々に観ました。


アンディラフ演じる香港裏社会のボスとその片腕としてサポートする
友との友情と確執、裏社会でのし上っていこうとする
若者の友情を描いた作品です。


冒頭、裏社会のボスの暗殺を企てるたくらみがくじ引きで決めれら
物語がスタートします。それと並行する形で、裏社会のボスをめぐっての
手下3人の不穏な動き、ボスの息子の出産、引退を勧めボスの身を
守りつつもひょっとして裏切ってるかも、と思わせるの
文字道理ボスの左手(レフティ)でもある友人。


裏切り、友情、陰謀、愛憎が渦巻きながらもスタイリッシュに
進んでいくのが香港ノワールの特徴。ラストの意外な展開は
観てない人に申し訳ないのでかけませんが、そこのところは
この映画の魅力として重要ではありません。


フィルムノワールといえばどうしてもフランス映画のイメージですが、
香港映画は独特の地位を築きつつあるような気がします。
これからは香港ノワールは見逃せません。
そうは、はずれと言えるもの出てこないんじゃないでしょうか。


以前の香港の犯罪映画、「男たちの挽歌」のイメージがあってか泥臭い
任侠ものっぽかったですが、最近は随分スタイリッシュになりました。
垢抜けてる。その点はウォンカーウェイなんかの影響なんでしょう。


○○ザもやっぱ顔だよなー
ハンサムな出演者、そんなこと思いながら観てました。