カバチタレ!18

カバチタレ! (18) (モーニングKC)

カバチタレ!の第18巻が年度末に出ていた。
本屋でなにげなくコミックを見ていて買いそびれたいたのをみつける。


一応、同じ行政書士ということで必ず出ると買うことにしている。
まあ行政書士で、これほどまでにいろいろな業務をしている方は普通
いないでしょうが、とにかく勉強にはなります。
私ならこういった相談の依頼があれば間違いなく逃げますが。


監修に青木雄二さんの名前が載っていますが、青木さんは昨年の確か
夏ぐらいに亡くなっている。
昨日のテレビで「なにわ金融道」のドラマをやっていましたが、こちらも
青木さんのマンガが原作。


普通の人たちの見えない、街金の世界、法律家の世界を広く
一般化したということでいえば、青木さんの功績はとても大きいと思います。
この人の文章や発言を聞いていると、情念によってぶれない唯物主義的な
考え方がいかに大事か教えてくれる。
所詮、人間もたんぱく質でできた「機械」に過ぎないのです。
とことん機械として人間をとらえる、でもそれで説明できないところが
どこかのこってくる。そこを描くことが作家の使命なのです。