ポチの告白

名古屋シネマスコーレで今日が最終日、
ポチの告白を観てきました。



警察犯罪の現実と、それを告発できない
新聞記者クラブの問題を取り上げています。


実直な警察官だった竹田八生(タケハチ)が
刑事課長に認められ、刑事に昇進。


しかし次第に警察犯罪の主犯格となり、
最後には、その貢献していた警察組織に
切捨てられていくといった内容です。


いくらかのデフォルメはあるでしょうが、
実際にあった警察犯罪を下敷きにしてるとか。
事実とすれば、確かに暴力団よりか
ずっとずっと警察のが怖い。


3時間と長い上映時間ですが、
その長さを感じさせない映画でした。
Vシネマを数多く手がけた監督ということで、
重たい内容にもかかわらず、娯楽作品と
して見れるからでしょう。


いまひとつだった部分は、警察犯罪の追及を
する元新聞記者、フリージャーナリストの
迫力がイマイチだったこと。
もうちょっと頭使って、かつ
ねちっこくやれよといいたい。


パンフによると、上映するまで
3年かかったとか。個人的には、
ぜひフジテレビあたりに版権を買って
もらって、夜の9時からテレビ
放送してもらいたいものです。


後半の裁判の部分で、登場する
裁判官が宮崎学さん。
う〜ん、確かに貫禄はありますが、
被告での出演があってる気がする。