Mの物語

ishidatax2004-11-23

監督ジャックリベット、主演エマニエルベアールとなれば観ないわけには行かない。
Mの物語鑑賞。
ミステリーのようで純愛映画のようでもあり、オカルト的なところも少しある。
不思議といえば不思議な映画。
観られていない方もいるので筋は省きますが、
まあストーリは映画の見所ではないです。


フランスでさえもこの監督は地味であまり観られていないようですが、
逆に一部にすごく指示もされているようです。
以前にこの監督の特集が組まれたときに蓮貫重彦氏がコピーを書いていた。
とはいっても、日本でポピュラーに受けることはないでしょう。


エマニエルベアールは現役の女優さんでは最も好き。
小さい顔に大きな瞳、グラマナスなボディー。
誰かが言っていましたが、天使の顔に娼婦の体。
見てくれもいいですが、この人の場合は肉体に知性が感じられます。
フランス女優という言葉は最近では、死語のようになっていますが、
この人が出演するとこの言葉が脳裏に浮かぶ。
ハリウッドの女優は演技も肉体もすごいが、なぜかサイボーグの言葉が浮かびます。


モーニングショーで休日の早い時間でしたが、結構沢山の人が来ていた。
売れ線の映画ばかりでは欲求不満の方も多くいる。


白黒のぶち猫がかわいい。
この映画の助演男優(女優?)賞をあげたいです。